Black Vinyl Review ~ 112
Langston
University Jazz Ensemble / An Insight On Jazz (Silver
Custom Crest/76/US) オクラホマのラングストン大学の皆さん。もちろんメンバーは全員黒人なわけで。哀愁たっぷりのヴォーカル・ソウル「My Happiness」、ユルさ加減が心地よいソウル・ジャズ「The Sea」、そして血沸き肉躍る白熱のファンク・ジャム「Grooving」と粒揃い。B面はただのゴスペル・コーラス... |
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The
Soul Fantastics / S.T. (Taboga/-/PAN) ここからファンキー・パナマ・スタッフ3連発。ソウル・ファンタスティックスってやけに安直なグループ名だなぁ、なんて思いつつ針を落とすと♪トッポジージョ、ママ、パパ♪と歌う気の抜けたカリプソ風ソングが始まり出だし最悪。次のややサイケな雰囲気のラテン・ロックも冴えないし。3曲目「Soulful Woman」はちっともソウルフルじゃないし。が、裏に返したらやっと出てきた。「Funky Puggin」というまともなファンク・トラックが。と言っても2回ほど聴いたら飽きちゃったけど(笑)。 |
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The
Exciters / Conozco A Los Dos (Loyola/-/PAN) そんなに鼻の穴の奥が見えるほどのアップで撮らなくてもよかったんじゃないか?ってなジャケのファンキー・パナマ・シリーズ第2弾。JBのカヴァー「The New Bag」(原題は「Papa's Got A Brand New Bag」)はいきなりトランペットがソロを吹き始め、続いてイナタいギターにバトンタッチ。このあたりのインスト・パートはザラついた質感で悪くないんだけど、中盤からようやくヴォーカルが入るとなんだかホンワカした雰囲気になってしまう。このあたりはパナマたるゆえん?(笑)。 |
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Fredrick
Clarke / Chombo's Show (Loyola/-/PAN) エキサイターズと同じパナマのレーベルでもこちらのジャケはセンス優良? 但し内容は大差なし? オススメなファンキー・スタッフは「Soul Chombo」。頭悪そうなヴォーカル(失礼)が最高! |
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Source
Of Life Arkestral Revelation / Faith For My Mind (Path Of
Light/83/US) 個人的にはソウル/ファンクで83年とくれば99%受付けない(笑)。しかし、このクロスオーヴァー・サウンドは時代を超越した素晴らしさ。70年代に録音されていればもっと良かったに違いないけど。 |
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Harris
& Orr / Ecstacy, Fantasy & Dreamland (Sun Star/76/US) この微妙な違いはいったいナニ?(笑) 通常盤(よく見るほう)と比較すると、プレーン・ジャケに紙が貼ってあって粗いイラストも含め手作り感が上。レア度も上。ラベルには“1975”とあるので表記に従えば1年先に出たということになる。例によってちゃんと聴き比べてないけど(汗)テイクはたぶん同じ、だと思う。たぶん(笑)。 |
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Septimus
/ We Want A Piece Of The Pie (Chosen Few/82/US) ロサンゼルスのマイナー・レーベル。80年代モノにほとんど興味ないんだけど珍盤を見るとつい手を出してしまう悪い癖あり。毎度この話してるな(笑)。女性シンガー含む7人編成のおそらくは黒人バンドによる演奏はこの時期の録音としては意外に悪くない。クロスオ−ヴァー・ソウル的な「The Funks On You」がイチオシ。 |
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Leon
Peterson / Now (Romer/-/US) ロサンゼルスのマイナー・レーベルから。というよりおそらく自主制作だろう。プレーン・ジャケにスタンプが押されているだけなので。録音は70年代中頃か。バラーディアー的な太めの声が好みじゃないけどボチボチのソウル/ファンク的内容。 |
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Susan
Rose / Mellow Midnight (Vada-Star/75/US) グルーヴィーな「Feel Like Makin' Love」に一瞬耳を奪われるが、所詮ホテル・ラウンジ・ミュージック。心を揺すぶられるような音じゃないなぁ、残念ながら。 |
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Alan
Gordon / The Extragordonary Band (Tiger Lily/76/US) プリAOR的サウンドが聴けるタイガー・リリー盤。メロウいうよりもポップな曲が多くビートルズを思わせる瞬間も。なにしろ「Beatles」という曲をやっているくらいなので。ハイライトはシェール&グレッグ・オールマンがヒットさせた自作の「I Found You Love」か。その他にも「Sad Girl」「Music Is My Life」あたりはなかなか。バックにはクリス・パーカー、アンソニー・ジャクソン、ジョン・トロペイといったニューヨークの腕利きミュージシャンがズラリ。 |
* These are NOT all recommended LPs!!!
2015.2.28