Vinyl Review - 53

Jazz Symphonics / The Beginning (Renfro)

Luv N' HaightからもCDが出ているマイナージャズの逸品。疾走するラテン・ジャズ・レア・グルーヴA-1「Athena」が文句なしにカッコいい!

The Wooden Glass featuring Billy Wooten / Recorded Live (Interim) '72

数年前まで知る人ぞ知るって感じだったのが、今や再発だけじゃなくて未発表音源まで出てきたりしてすっかり有名人になっちゃいましたね。今さら載せるのもなんですが、やっとオリジナルをゲットしたので。

3 Prophets / Live (3P)

ヴォーカリストのBilly Scott率いるソウルグループ。名義は若干違うがノーザン・ソウル・シーンでは7インチ中心にけっこう知られる存在らしい。ファンクファンには荒々しい演奏の「Chameleon」と「Sing A Simple Song」がオススメ。それにしてもラジカセで録音したようなショボい音がイタイ。

Robert Starling / Welcome To The Island (Calabash) '79

ジャケの雰囲気そのままの内容。ハワイのSSWじゃないけど「Welcome To The Island」「All Of The Nights」などハワイアン・コンテンポラリーが好きな人には完璧にストライクなはず。推薦盤。

Jonathan / I've Got Love (Tremmor)

今度は見ての通りハワイの人。顔に似合わずポピュラー・ソング歌い上げ系の太い声がお耳によろしくない。ハミルトン・ジョーフランク〜のカバー「Fallin' In Love Again」までは許せるが、ネチネチ&ベトベトに歌う「My Love」の気持ち悪さと言ったら。オエっ!(失礼)

The Pattersons / Dear Jesus, I Love You (Birthright) '77

キッズ・ゴスペル・ソウル。「Feelin' Alright」似のB-3「Feel Good」とA-3「So Glad」がまあまあ。安くても買うほどのもんじゃない。「ジーザス、ジーザス」うるせーし。

Michael Cloud / This Love I Have (Beth) '77

プライベートプレス丸出しのジャケにそそられて買ったものの、これが限りなく××なゴスペル・ソウル。ってことでもう手元にはありません。ゴスペル系はもうやーめた。

Chateau / Trouble At Home (Little Krug) '79

ブルー・アイド・ソウルだっていうんで買ったんだけど、ちょっと違うよーな。出来損ないのファンキーロックとか冴えない爽やか系とか要らないのばっか。

Starfire / Dancing And Singing For You

比較的よく見かける2流ファンクレコード。両面ともラストの曲がいい。特に「Make The Most Of It」の安っぽいメロウネスが魅力。

The Mohawks / The Champ (Pama)

オリジナルはもちろん高額盤。でも今回改めて聴いて思ったんだけどそんなにいいかな?コレ。音に深みがないと言うか。オレにはただのズンドコR&Bにしか聴こえない。やっぱファンクはUS。でしょ。

2007.08.27