Vinyl Review - 54
The
Sidewinders / Flatfoot Hustlin' (Great Eastern) カナディアン・ファンク最高峰!クオリティの高いファンクトラックがたっぷり。中でも際立っているのがタイトル曲。小気味いいギターカッティングとチューニング高めのタイトなスネアが気持ちよし。 |
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Charnissa
/ Same (Robox) '79 頭から退屈な曲が延々と続き、つい針を上げ飛ばして聴いてしまう。あんまりつまんないんで「即売りだな」と思いかけたら、最後の最後でやってくれました。Bラス「Let's Don't Rush Into Love」は最高のメロウソウル。ふぅぅぅ〜。 |
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Sounds
Of Blackness / Images 2 (No Label) 久々に試聴せずに冒険買いしたプライベートプレス。しかし、どーでもいーゴスペルコーラスものだった。またやっちまった。ああっ! |
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Ride
/ Same (No Label) 裏ジャケのムサい白人メンバー写真からはとても想像がつかないようなメロウでフリーソウルな内容。特にB-5「Two Of Us」はイントロのギターとエレピを聴いただけでナットクのキラートラック。ラテンロック的な展開の曲やサザンロックみたいなのがあったりして、統一感がないところがプライベートプレス的で逆に楽しめる。 |
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Rockwell
Fukino / Coast To Coast (Ivory Coast) '81 ハワイのシンガーソングライター。どこかTAKANAKA(年寄りしかわからない?)みたいなA-1「Ordinary Lover」とか爽やかすぎるA-3「Finally Found Love」がAOR好きにも受けそうだけど、歌メロがちょっと甘ったるいんだよなぁ。おしいっ! |
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Pulse
/ Same (Olde World) '78 チープなジャケが逆にコレクター心をくすぐるソウルレア盤。甘茶系かと思ったらスローは1曲だけ。「Sunshine」がモロ好みのソウルダンサー。「It's A New Day」、「Down Right Nasty」も同系統のナイストラック。 |
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Jay
Mitchell / Impartiality (GBI) お馴染みバハマのゴリラ男のビームジャケ。これが一番レア?そしてUSファンクなんか目じゃねぇってくらい超ド級のディープファンク「Funky Fever」収録。ブリブリのブレイクも圧巻! |
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Pearly
Queen / Disco? (Lita) '76 「Jungle Walk」他2曲が74年のSound Triangle盤とダブリ。他4曲がこのアルバムのために追加されたようだが、これがヒドイ。「Disco?」って、何なんだよそのクエッションマークは!間違いなく史上最低のディスコだよっ! |
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O.S.T.
/ Bare Knuckles (Gucci) '77 B級映画にやたら多いのがこの握り拳ジャケ。黒人ものじゃないみたいだけど音のほうはドス黒い。骨太インストファンクのタイトル曲と「Essex Exit」、ワウギターの刻みが最高なラテンファンク「L.A. Montage」を収録。 |
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Homespun
/ Redeem The Time (New Born) カナダのCCM(?)グループ。このレーベルからは「Freeway」というグループが隠れAOR名盤を出している。それに比べるとこちらの内容はだいぶ落ちるが、フルートがいい感じで入るAudy Kimuraみたいなオーシャン・ボッサ「Tomorrow」やAORなタイトル曲は悪くない。B面はマイナー調の曲が多くちょっとツライ。 |
2007.10.19