Vinyl Review - 99
Vocal
Music Department Of Douglass High School / Bicentennial
In Memoriam (Century/76/US) まだまだあるダグラス・ハイ・スクール。しかも2枚組。例によって(?)1枚目はゴスペル・コーラスなので完全スルーか。“The Heat Is On”と副題が付けられた2枚目には、パーラメントの「Mothership Connection」をはじめルーファスやアースのカヴァー等、真っ黒な歌と演奏が収められている。チューニングが狂った心許ない演奏も含めいろんな意味でアブナイお皿。 |
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V.A.
(Douglass High School) / Black Is Beautiful (Century/70/US) ダグラス・ハイの名盤『Black-Out』と同じ年にリリースされたと思しき、その名も『Black Is Beautiful』。白い歯がこぼれるロウ人形のようなジャケからしてやってくれるじゃありませんか(笑)。タイトル曲はシングルで「Remember Me」とカップリングされているTrinikasによるもの。 |
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Eddie
Curtis / Texas! Soul Style! (Shere-Kahn/-/US) レアなだけで内容が伴っていないアルバムの代表? カントリー臭のするソウル、とでも言えばいいでしょうか。ともかく全滅です。 |
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Eddie
Curtis / Man!! Them Cats Is Indigo!! In New York CIty (Shere-Kahn/-/US) 内容はさておき彼のアルバムはどれもレア盤ばかり。全曲インストで占められ、どっちが表なのかわからないジャケの本作もあまり見かけないのでは? |
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Eddie
Curtis / A Golden Tribute To Muhammad Ali (Shere-Kahn/-/US) トラの次はモハメド・アリ!?(笑) LPだと思って買ったら12インチ・シングルでガックリ。しかも両面とも同じ曲の同じテイク。ってロクに聴いてないけど、たぶん。内容は...XXなディスコ。 |
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Norma
Jean & Ray J. / Raising Hell (Hep-Me/-/US) そこらのファンク・バンドなんかより遥かに強力なタイトル曲「Raising Hell」とフリーソウル的な「I've Taken Over」が抜群! ドラム(特にスネアの音が最高!)とベースの音量がデカイところも◎。 |
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Cinnamon
Suns / Getting It All Together (IDA/-/US) このレコード、たまに“ジャマイカ盤”と表記されているのを見かけるが実は米盤。ニューヨークにジャマイカという地名があるらしく、それがこのIDAレーベルの住所として記載されているため勘違いされているようだ。ただ彼らはカリビアン系グループなので本当にジャマイカ盤が存在するのかも。ファンキーな「Party Time」はJeffrey TurpinのLPに収録されていたものと同じ曲。これ以外はちょっと... |
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Paul
Zaza / Le Payback (Baby Grand/77/US) もう買わないと決めたはずだったこのレーベル。安かったのでついまた買っちゃいました。タイトル曲はお馴染みジェイムズ・ブラウンのカヴァーで、タイトルの頭に“Le”をつけてシック風のアレンジでやってます。海外では意外に高値ですが、内容が伴ってないことは言うまでもありません(笑)。なんたってベイビー・グランドですから... |
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Diane
Page / What Makes Me? (Ariel/83/US) マイナーAOR。オリヴィア・ニュートン・ジョンくずれみたいな曲ばっかりだけど、揺らめくようなメロウ・チューン「The Best Thing」はOK。 |
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The
Edge Of Daybreak / Eyes Of Love (Bohannon's/79/US) ヴァージニアにある刑務所で結成された10人編成の囚人バンド。モダン・ソウルと呼ぶにはイナタすぎる微妙なサウンドはプライヴェート・プレス好きにはたまらないかも。 |
* These are NOT all recommended LPs!!!
2012.04.30